弊社すくなくとも国内販売されている秤量機とはすべて秤量値を取り込めるノウハウがあると
自負している。
今回お客様よりDS-170という20年以上前の秤量機とのデータ取り込み依頼を頂戴した
ds-170には「マニュアル接続」か「垂れ流し」しかモードがないので、「+」「*」キーを
押してPCと秤量機とのデータ交換方式、つまり「マニュアル接続」を選択した
ds-470で実績があるので、同じ「マニュアル接続」ならすぐデータを受け取れると判断したが
取り込めない
2点問題があって、
1.DC1 ACKとコマンドを交換するが、秤量機側の受信送信の切り替えタイミングが遅すぎて
0.2秒以上の待ち時間設定が必要であった
2.同じ仕様ながら470と170ではデータのレイアウトが違う
ds-470はデータにヘッダーがあるが、ds-170にはそれがない
同じ仕様のはずだが、レイアウトが違うとは、落とし穴である
そういえばds-1000にはわざわざ「ds-470マニュアル方式」と記載されていた。
レイアウトが変わるならちゃんとマニュアルに記載があるべきだでしょう
ちなみにDS-470にもヘッダーなしモードがあるが、これもds-170と
レイウアウトが違う。
しかし20年以上前の機種が現役なのは、驚きである。これロードセルでなくて抵抗線
方式だから、あまり耐久性がないと思うのだけど、どうなんだろうか
ちなみに秤は無事でも、RS232Cの制御部分が結構壊れる事が多い。
機械式の秤部分はともかくデータ交換の制御部分は、5年程度でNGと考えて欲しい
今回DS-170系のマニュアルを確認できたが
対象PCがなんと
PC-9081! または DOS/V互換機!