生成Aiはソフト会社の救世主か?悪魔か?

有償の生成AIとビジネス契約を数か月間、5名のSEで実際の開発に使用し、総計60本を超える大規模プロジェクト開発で、その効果を検証した。

 確かに、生成AIはプログラムコードを短時間で生成でる。しかし、AIには、顧客固有の業務知識、過去の経緯、既存システムの構成及び長年の運用から蓄積された経験知を持っていない。

 そのため、正確で実用的なプログラムを作成するには、熟練技術者が詳細な指示書を作成し、AIが生成した内容を精査したうえで、必要な修正と総合テストを行う必要がある。

 当社のベテラン技術者であれば、過去の類似システムを理解しているため、簡潔な指示でも、既存の共通処理、例外対応及びお客様固有の運用を考慮して実装できます。

 一方、AIには、ベテラン技術者が暗黙に理解している内容まで、すべて文章として詳細に説明しなければならない。このため、現時点では、生成AIを利用すること自体が、直接的な開発コストの削減につながるとは判断出来ない。

ただし、生成AIには、設計書や関連資料の整備、開発作業の属人化防止、テスト項目の漏れを防ぐための補助及び熟練技術者の経験知を次の世代へ継承する手段として、一定の効果がある。

弊社のようにベテランのSEがプログラマを兼務している状態では、現状のAiレベルでは工数ダウンにならない。補助的な作業としてはAiは便利なツールである。

 例えば交通費精算等の簡単なシステムであれば、Aiで適切な指示があれば自動生成に近いプログラムの生成が可能である。

 会社の救世主かだが文句を言わず24時間働く真面目な新人アシスタントを得たと思えば救世主かもしれない。それより新人君のスキルだが、どう習得するのか、解決策が見当たらない

 下請けで、プログラムだけをコーディングしている方には、おそからはやかれ仕事がなくなるまたはAIを値引きの手段として使われ、Aiは悪魔でしょうね