アイテックガーデン用地で立木の伐採

用地もやっと確保できたのでいよいよ圃場の準備開始だが、
1700平米のアイテックガーデンだが60本以上の唐松の伐採が必要である。
唐松だが戦後、乱開発で待つ裸になった山に成長が早いという理由で唐松の植栽が奨励され、伐採にも厳しい制限があった。国定公園隣接地でもあり、伐採の可否と可能範囲を行政に相談した。
 成長の早さがアダとなってひょろ長い大木になり、倒木等で被害が拡大している。
行政に確認した所、最近はなんと伐採を奨励しているそうである。

 いざ伐採業者に相談すると、軽自動車の新車が買えるほどの費用である。やらざるを得ないので土地の管理者に許可をとり、4日間に渡って大型クレーンを投入しての伐採となった。

 木の高さが尋常でないので、木を2~3回に分けて途中からカットする必要がある

1.クレーンで職人を空中につり上げ
2.空中で大型チェーンソーで切断
3.クレーンで木を下におろし枝を伐採
4.ユンボで待ち受け木をつかんで道路に丸太を下ろす

作業を見ていると、コストがかかる理由がわかる。
丸太は4m長さにカットして、製材所行きであるが唐松なので価格は期待できない。
枝葉はその場でチップに加工する。需要があればチップとして売れるが、なければ50円/Kgで産業廃棄物になる。
弊社はカーデンの角に積みあげておいていただいた。

なおこの業者さんは丁寧だが、近隣の伐採を見ていると、クレーンを使わず、ユンボ数台で支えながら押し倒しいる荒い業者もいる。