VB2022アプリでとリコー社製FAXをAPIコールで操作する → サンプル全滅

発注書をメールとFAXで自走送信する
この命題にお客様はリコーと付き合いがあり、VB.NET対応のSDKがあるとの事で、リコー製品を購入された。
弊社は生産管理系をVB.NETで受託開発しており25年以上のお付き合いである。

今回、64ビットドライバーは入ったが32ビットドライバーのダウンロード元がわからない、
サポートに確認でやっとダウンロードされたがインストールできない、
裏技でインストールする必要があるが件局入らずに諦めて64ビットのみで対応する事になった

SDK内に7種類VB用のサンプルソースとX64とX86のexeがある。

実行環境を見るとWindows7環境でテストしているとの事、VB2013からコンパイル環境が変わっており、やな予感がしたが、

X64下のサンプルEXEは実行できるが、64ビットコンパイルしたexeはことごとくエラーになる

ソースを解析すると、バグがあるのとAPI定義が古くさい、

サポートもソースとサンプルEXEが異なっているとの認識も無く、こちらのドライバー等の
インストール関係の注目してアドバイスしている。

結局こちらでバグ位置の特定とAPI定義を指定し、ソースを作り替えたいただいた

そもそもVB6系のアプリからコンバートしてようでVB.xxxxという、過去の遺物がソース内に散見される。

今回弊社とのやりとりでSDKのソースも一新されると思うが、
VB.NET対応のSDKがあるとして動作しないSDKを提供し、FAX複合機を販売するのはいかがなものか
そもそもFAXは15年間、誰も使っていないのか

それより最低10年程度は本アプリをバージョンアップしながら使う事になるが、サポートが出来なくなるのではと心配している。

お客様に現状をお伝えし、一応リコーのAPIで動作方法で納品はするが、近い将来サポートできなくなった場合は、インターFAX等に乗り変える事にしていただいた。